ジュニアNISAを始めるにはどうすれば良いのかというと、まずは口座を作る必要があります。

基本的に投資商品を購入するための口座というのは、銀行に作っている預金口座とは異なり、証券口座というものを作らなくてはいけないのです。証券口座を作る時の金融機関というのは、証券会社と銀行などに分けることができます。

ただし、NISAの口座というのは1人につき1つの口座しか作れませんし、一度口座開設をすると4年間は口座を作りなおすことができません。特にジュニアNISAは口座を作った金融機関の変更ができないので、十分に考慮しておく必要があります。

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では、証券口座をどの金融機関に作るのかという話ですが、基本的には証券会社から選んでおくと良いでしょう。何故なら銀行が取り扱う投資商品が投資信託のみだからです。
NISAでは株式投資や積立投資なども選択できるので、投資商品の取り扱いが多い証券口座の方が有利だと言えます。証券会社から選ぶと言っても、従来の総合証券とオンライン証券の2つから選択しなくてはいけません。手数料や口座の開設費用、維持費の面などを考えるとオンライン証券の方が有利ですし、口座の開設についても簡単に行えるでしょう。

口座を開設する流れとしては、まずは証券会社を選び、資料請求をしてください。
資料請求の中には口座開設申込書が同封されていますので、そちらを利用すると良いでしょう。オンライン証券の場合はインターネットから申込することも可能です。申込から1週間程度も時間があれば、口座の開設が完了しますので、後は証券口座に入金をして取引を始めるという流れになります。

証券会社の選び方としてはともかく手数料がいくらかかるのかを考えておくべきです。
ジュニアNISAの特性上、頻繁に取引を行うことはありませんが、手数料が安いのに越したことはありません。また、上でも触れていますが各証券会社にて取り扱いのある投資商品が異なりますし、何が得意かも違ってきますので、その点も確認しておいてください。

どんな投資商品に投資して良いのかわからない人は、ともかく多くの商品を取り扱いしている証券会社を選ぶと良いでしょう。