気を付けているようで、ついつい太ってしまう年末年始。正月明け、冷静になってみるとなんだか少し前よりズボンがきつくなった…という経験はみなさんおありのことでしょう。

正月太りしないよう気を付けていたはずなのになぜ?そんなあなたに、正月太りのよくある原因を紹介します。

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◆正月太りの犯人はコレ!

正月太りの原因のひとつが、正月料理に欠かせない餅。雑煮におしるこ、きなこ餅など正月に何かと食べる機会が多くなりますが、実は切り餅1個でご飯1膳分にも匹敵するカロリーがあるそうです。そのため無意識に摂取カロリーが多くなりがちになり、太ってしまうのだとか。

また年末年始の場合、酒が入ったりして食事の時間が不規則になりがちです。除夜の鐘をきくために遅くまで飲んでいたり、なかには除夜の鐘をききながら年越しそばを食べる習慣のある地域や家庭もあるそう。
人の体は夜の10時以降に食べると、昼間食べたときよりも脂肪を蓄えやすい、という性質を持っています。とくに夜10時から深夜にかけてはもっとも脂肪に変換されやすいため、年末年始の食生活は肥満に直結するといっても過言ではないレベルなのです。

さらに気を付けたいのが年末年始のイベント。忘年会にクリスマス、さらには新年会と年末年始は正月休み以外でも暴飲暴食しやすい時期です。
どれだけ正月休み中に食生活に気を付けていても忘年会や新年会などでハメを外しすぎてしまうと、肥満になりやすくなってしまいます。とはいえ太りたくないから忘年会や新年会に欠席、というのも難しいでしょうから普段の食生活を質素にするなど、工夫が大事になってきます。

◆年末年始の生活習慣も、太る原因に

正月太りの原因は、食べものだけでなく生活習慣の変化も関係しています。たとえば実家に帰省した場合は両親などが家事をやってくれることが多くなるため、自然と上げ膳据え膳状態になります。
さらに日頃ロクなものを食べてないだろうから、とことあるごとに食べものをすすめられることも多いのではないでしょうか?上げ膳据え膳状態で動かないうえ、間食もしっかり食べていれば太るのも当然ですね。

また年末年始に旅行に行く人も多いでしょう。やはりその場合も、注意が必要。旅館やホテルなどに泊まった場合も、実家と同じようにほとんど動くことはありませんね。ほとんど食事や風呂へ行く以外、客室でまったりしていることが多いのではないでしょうか?
さらに旅館やホテルの食事は割とボリュームがありますので、やはり摂取カロリーは多くなります。ただ旅行の場合は宿泊先にずっといるわけでなく、観光などレジャーで動き回りますので、実家などでのんびり過ごすよりは太りにくいといえるでしょう。

◆まとめ

正月太りの原因は、高カロリーになりがちな食生活と動かない生活。
とくに餅やアルコールが大好き、という人は本当に気を付けないと太ってしまいます。もちろん太ってしまってもすぐに体型が戻せればいいのですが、できれば最初から太らないことが理想ですね。餅、アルコール、上げ膳据え膳状態に気を付けて、正月太り知らずの年末年始にしましょう。