前回の記事では正月太りの原因について紹介しました。ですが原因がわかっても、対策を知らなければ太らないようにするのは難しいですよね。そこで今回は太らないための予防策を紹介しましょう。

前回の記事:正月太りはコレが原因?犯人はコレ!〜気をつけたい正月太りを予防するとっておきの方法・第1回〜

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◆正月太りを予防するなら?

正月太りの原因の大半は、やはりついつい食生活の乱れです。
年末にかけて仕事も忙しく、残業などで食事の時間が遅くなる人が続いているうえに忘年会、さらにクリスマス。忙しさやあわただしさからストレスもたまり、無意識のうちに食べることをストレスを解消する方法として選んでしまいがち。そしてやっと正月休みに入った、という解放感も手伝って年末年始に暴飲暴食へ走ってしまう人も少なくありません。

そのため正月太りを予防するなら、つねに食べ物が目の前にある環境にいないようにしましょう。とくに実家で過ごす場合、果物やお菓子など、つねに何かしら目の前に食べものがある状態のことが多いはず。
なのでまずはそうした果物やお菓子など、手が伸びてしまいそうなものがない場所へ行くか、片付けてしまうのがおすすめ。来客がひっきりなしにきて、どうしても食べものを片付けられないのであれば食事の時間まで外出するなど工夫してみましょう。

そして食事をとるときにもちょっとした工夫を。食事をとるときには必ず生野菜など油分が少ない、野菜を最初に食べるようにしましょう。そうすることで血糖値の急激な上昇が抑えられ、脂っこい食事などを食べても太りにくくなる、といわれています。

また酒を飲む場合も、ちょっとした工夫でかなりカロリーを抑えられます。まずカクテルや梅酒など、糖分がたくさん入っている酒は避けること。
飲むのなら代謝があがりやすい柑橘系のサワー、とくに生絞り系がおすすめ。もしくはウーロン茶割り、緑茶割りなどの甘くないものを選ぶといいでしょう。日本酒を飲む場合は熱燗にすると、体を冷やさないので代謝が下がりにくくておすすめですよ。

女性の場合はつい飲みやすい梅酒やカクテル系を中心に飲んでしまいがちですが、ダイエットを意識するなら甘くない酒を選ぶようにしてください。

◆年末年始は歩くことを意識

忘年会やクリスマスなど、なにかと食べ過ぎ、飲み過ぎることの多い年末年始。正月を過ぎても新年会もありますし、やはり積極的に歩くことをおすすめします。

たとえば仕事帰りは一駅前で降りてみたり、エスカレーターやエレベーターを極力使わず、階段を使うなど、日常のなかで少しでも動く工夫をしてみましょう。
また営業などの外回りの際も時間に余裕があればタクシーを使わず駅まで歩くようにしてみたり、工夫次第では1日の消費カロリーを大幅に増やすことができます。

また実際に歩いた実感を持つために万歩計をつけることもおすすめ。最近はスマホにも万歩計機能がついていて、歩いた距離や速度なども同時に計測して消費カロリーを測定してくれるアプリもあります。
1日の消費カロリーの目標を決め、それを達成するためにどう歩くかを考えたりするのもモチベーションを高くもつことができ、おすすめです。

もちろん正月休み中も、できるだけ出不精にならないようにしましょう。帰省するならお子さんや親戚のお子さんを連れて近所を散歩したり公園に出かけたり。ペットの散歩に行くなど、近場でも出かけるよう意識するといいでしょう。