正月太りを意識していなくてもしていても、やはり太ってしまうときは太ります。では色々気を付けていても太ってしまった場合、すぐにヤセるためにはどうすればいいのでしょう?

前回の記事:正月太りをしたくない方へ!必須の予防策とは?〜気をつけたい正月太りを予防するとっておきの方法・第2回〜

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◆その1.ダイエットは太った直後がカギ!

正月太りをしてしまったな、と気がついたらすぐにダイエットを始めましょう。
人の脂肪はついた直後は水分が多く、皮膚のすぐ下にあって少し筋肉を動かせばすぐに落ちます。ですがそのまま放置していくと筋肉に絡みついてしまい、なかなか落ちにくくなっていきますので、正月太りを解消するなら、気付いたときに即実行!がおすすめ。

◆その2.糖質脂質を控え、酒類は一時的にストップ

年末年始にたっぷり脂っこい食事や甘いもの、酒を食べた体は完全に脂肪を蓄えるモードに切り替わっています。そのため正月太り解消をするなら、その体質自体をリセットしなければなりません。
まずは糖質や脂質、アルコール類は2週間ほど制限するのがおすすめ。全く食べないと必要な分まで不足してしまうため調整が必要ですが、お菓子やジュースなど、間食は絶対にしないようにしましょう。
リセットするための期間は開始が早ければ早いほど短くてすみますよ。

◆その3.運動は有酸素運動を

つきたての脂肪を落とすなら、長時間筋肉を動かす有酸素運動がおすすめ。ウォーキングやジョギング、乗馬に水泳などそこまで激しくない運動を長い時間継続して行うようにしてください。
また有酸素運動の場合、始めてから脂肪が燃焼され始めるまでに20分ほどは必要、といわれていますので、できれば30分間は継続して行うようにしましょう。

◆その4.果物や生野菜で酵素をとる

ダイエットをするならやはり食事制限をする人が多いでしょうが、その場合はできるだけ生野菜や果物をを積極的に取り入れましょう。
加熱せずに食べることで、ダイエットに効果があるといわれている代謝酵素などをそのまま取り入れることができます。
また水分や食物繊維も豊富ですので、腸内環境の正常化にも効果的。便秘は代謝を下げるだけでなく肌荒れの原因にもなりますので、ダイエット中でもならないよう、気を付けましょう。
ただ果物には思いのほか糖分も多く含まれているので食べ過ぎには注意しましょう。

◆その5.体をあたためる

脂肪を落としやすくするためには代謝を上げなければなりませんね。
運動しても代謝は上がりますが効果は一時的。根本的な代謝を上げるには体をあたためるのが効果的です。お風呂にゆっくりつかる、しょうがやにんにくなどを積極的に取り入れるようにし、体を冷やさない工夫をしましょう。

◆その6.生活リズムを正しく

ヤセることはもちろん、健康のためにも大事なのが生活のリズム。早寝早起きを心がけましょう。
生活リズムを正しくすることで体内時計もきちんとリセットされ、起きてすぐから活動することもしやすくなります。
夜型になり過ぎてしまい、夜早く寝られない人は逆に朝早く起きることから始めてみましょう。そうすれば自然に早い時間に眠くなり、早寝早起きの習慣が身につきやすくなります。

◆その7.朝食はしっかりとる

ダイエット中で食事制限をしているとつい朝食を抜きがちになるかもしれませんが、実は逆効果。
逆に朝食はきちんと食べる方がダイエットには効果的です。朝食を食べることで脳に活動を始める合図が送られ、体の代謝を上げ始めてくれます。
通勤、通などちょっとしたことでもカロリーの消費量が大きくなりますので、めんどうくさがらず、きちんととりましょう。

◆その8.むくみを撃退

正月太りの原因のひとつが、むくみ。食べ過ぎ、飲み過ぎに加えて運動不足になりがちな年末年始で、体の代謝は滞りがちです。
むくみの場合は短期間で一気に見た目に影響が出るため、激太りしたと勘違いされやすくなりますので、見た目をすっきりさせるためにもむくみの撃退は必須。
むくみの原因である塩分の排出を促してくれるカリウムを多く含むバナナやキュウリに加え、ビタミン、ミネラルをしっかりとるようにしましょう。

◆その9.マッサージも効果的

つきたての脂肪の特徴のひとつが、皮膚のすぐ下にあるということ。
そのためマッサージなど外部からの刺激も伝わりやすくなっていますので、入浴中などに軽くもみほぐしてあげましょう。
通販などで販売しているもみほぐようのマッサージ機器を使っても、効果的。ただあまり強くやり過ぎると脂肪の組織が壊れてしまいますので、プルプルさせる感覚で行うよう良いようです。

◆その10.ストレスをためこまない

最後はいちばん重要な、ストレスについて。
食事制限に運動など、ダイエット中はどうしてもストレスがたまりがち。とくに甘党や酒好きの人にとってはつらい時期ですね。そうしたストレスの反動でダイエットが終わったあとにドガ食いしてしまい、リバウンドしてしまうことも。
さらにストレスは体の代謝を下げる作用もある、といわれています。

そのためダイエット中でも適度にストレスを発散するようにしましょう。
食欲をコントロールできる自信があるなら多少甘いものを取り入れてもいいですし、ほかの方法で発散できるならなおよし。
自分に合った方法で上手にストレスを発散し、無理なくダイエットを続けましょう。

◆まとめ

正月太りを解消するなら、やはりすぐ実行に移すことが大事。
つきたての落ちやすい状態の脂肪であれば、ダイエットの効果もすぐ実感できるでしょう。
それに加えて今回紹介したポイントを実行すれば、太りにくい体質を目指すこともできます。
無理なくやせて、さらに太りにくくなれれば最高ですよね。正月太りのときだけでなく、ちょっと太ったかな?と思ったときにも参考にしてください。