■ハイブリッド加湿機について

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ハイブリッド加湿器とは、従来のスチーム式や気化式のメリットを集めた加湿器です。

ハイブリッド式は、送風の気化式と温風で加湿をアシストする温風気化式を組み合わせた複合型であり、冬場など気温の低い時期はヒーターの力ですばやく加湿することが可能です。他にも、部屋の湿度が安定してきたら送風のみで加湿を一定に保つ仕組みになっているため無駄な電気代を省けることや、吹出口が熱くならないので小さな子供のいる家庭では、火傷などの事故を未然に防ぐことができるなど、様々なメリットがあります。

選ぶ際のポイントしては、ランニングコストはもちろんのこと、部屋のサイズや用途に合った「本体サイズ」「加湿能力」「タンク量」を確認することです。

加湿器は、当然ながら広い部屋に小さなものを置いても効果は期待できませんし、逆に狭い部屋に大きな加湿器を置いてもカビの発生源にもなる加湿過多となってしまいます。
また、加湿能力が高ければ高いほど本体サイズも大きくなるため、部屋に置くスペースを考慮して選ぶ必要があります。
更には、お手入れの際に必要なフィルターの交換時期や金額・着脱が簡単にできるかなどの確認や、必要な加湿量が多かったり頻繁に連続使用する人は給水タンクの容量や給水口が広くて水が入れやすいかなども注目して行きましょう。

加湿器を買うタイミングは、年末年始や決算の他に、加湿器などの冬物家電は季節の始まりや終わりも買い時となっています。季節の終わりはその年発売された商品が在庫処分品として安くなりますが、季節の始まりは前年度の商品が安売りされているため、年式にこだわらない人にはおすすめな購入時期と言えるでしょう。

■人気のメーカー

①ダイニチ

ダイニチの加湿器は国内の工場で作られている安心の日本製です。
パワフルな加湿能力にも関わらず、静音や省エネが嬉しいポイントです。お部屋だけでなく、トレイ内やフィルターの雑菌やカビの繁殖を抑えてくれるため、いつも清潔な環境を保ちます。
カンタン持ち運びハンドルが付いており、掃除や部屋移動の際は片手で簡単に持ち運ぶことができます。

②シャープ

シャープと言えばプラズマクラスターが有名ですが、シャープのハイブリッド加湿機には高濃度プラズマクラスターが搭載されています。プラズマクラスターの搭載により、常にお部屋の空気にうるおいを保つだけでなく、イオンで空気の浄化や消臭も可能となりました。

また、温度と湿度のダブルセンサーや自動エコモードで更なる省エネ運転が実現し、お手入れもカンタン設計により分解しやすく掃除が簡単にできます。

③三菱

三菱の加湿器は、ビーバーエアコンとの連動が可能となっています。エアコンで暖房を付けると自動で加湿器の電源が入り、エアコンを切ると同時に加湿器も停止する仕組みになっているため、付け忘れや消し忘れの心配がありません。

また、抗菌フィルターは8シーズン交換不要の長寿命となっておりお手入れもラクラクです。
エコ運転に設定しておけば、ヒーターオフの気化式で運転するため、通常運転の90%オフの低消費電力が実現できます。